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2023.12. 1.Up Dated.
体調の変化

 人間の体には恒常性機能が備わっているようですが、これは呼吸や血流・免疫等を一定に保つ働きのようで、人が意識して行っているのではなく、自律的に作用している機能のようです。
呼吸とか血流・免疫については、脳が意識して指令を出している訳ではなく、体が機能する為に自律的に作用しているようです。
そしてこの恒常性が乱れると、体調が変化して疲れたり不調になったり病気になったりするそうです。
今は体調不良を訴える人が増えているようで、私の周りでも体調不良になっている人を何人も見かけます。体調不良の程度は人によって異なるようで、頭痛や腰痛、体のだるさから病気に至るまで様々な症状が出るようです。
この時期に体調不良の人が増えている原因は定かではありませんが、恒常性機能に関係しているとも考えられます。
人間の恒常性機能は人が意識して変えたり修復したり出来ませんから、外的要因だと考えられます。 最近は1日の寒暖差が大きく最高気温と最低気温が10度近く変化する日が多くなっていますから、気温差のせいだとか気圧の変化だという見方もありますが、これらは原因ではなく引き金になっている現象だとも言えます。
真の原因は、人間という生命体に備わっている恒常性機能を変化させるエネルギーが来ているとのではと考えられます。 そのエネルギーは月から来ているという説もありますが、今回の問題はそこではなく、恒常性機能の乱れによって私達の体調がどのように変化していき、それにどう対処するかです。
先ず、体調変化については今後加速して悪化していく可能性もありますし、体調不良程度で収まってしまう人も居ると思います。
要は人間にはコントロールできない恒常性機能の変化によって様々な症状が現れるようですが、それに対処するのはせいぜい免疫機能を強化するぐらいしかありません。免疫を高められれば病気にはなりませんし、大事に至りませんから、私達に出来る唯一の対処法だと言えます。
免疫は睡眠不足やストレス等によって低下するようですから、これらに留意することも必要ですが、何よりも食生活に気を付けることだと言えます。出来れば、安心安全な食べ物を摂取するように心がけて、ジャンクフード等は避けるようにすることから始めます。ジャンクフードやコンビニのお菓子を止められない人も居ると思いますが、食生活を見直ししないと体調不良が更に悪化してしまうリスクがあります。
勿論、自分の体ですから自己責任になりますので、この時期にどのような対処方法を選択するかは、その人の判断です。そしてその判断に因る結果は自分自身にそのまま還ってくる訳ですから、100%他人のせいではありません。
換言すると今はそのような時期になっているので、個人個人がどのように考えて行動するかによって還ってくる結果が異なると言えます。結果は体調不良の程度や病気という形で現れますから、正に自己責任だと言えます。
従って体調不良を一過性だと考えずに、きちんと考え把握して対処することですが、最も大事なのは考えることだと言えます。思考には制限ありませんし、限界もありませんから、何処まで伸ばせるかはその人次第です。
今は皆にこのような試練が与えられている時期だと捉えて、人生で最も思考を巡らすべきではないのかと思います。


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