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2015. 8. 7.Up Dated.
Windows10について

 Windowsの新しいOSが無償で配布されたので、比較的暇な時にアップグレードしようと思い昨日インストールしてみました。
結論から言うと、この作業はやはりマニア向けで、普通にインストールするのとそれ程違いがありません。
Windows Updateでインストール出来るのは少し楽ですが、その後が結構大変です。
私の場合、従前のインストール済みのアプリは、MicrosoftのOfficeソフト等はそのまま移管されますが、その他の色々なソフトは移行されませんでした。
先ずUpdateでWin10にアップグレードしましたが、ディスプレイの解像度が変になってしまい、それを調整したら今度はパソコンが起動しなくなりました。
仕方なく初期化したら、今度は個人用ファイルは残りますがアプリは全滅です。
これでは通常のインストールと同じとなってしまいますが、私のケースではOfficeにも問題が発生しました。
私のOfficeソフトはOffice2000→2007へアップグレードするバージョンですが、Office2000はインストール出来ませんでした。そこで仕方なく一旦Office2007をインストールしてからバックアップ(Win7)から復元しました。所がOutlookが初期化されてしまったので、メール設定を最初からし直す必要が生じました。その他のソフトも再度インストールすることになりましたが、古いソフトはWin10に対応しておらず使えなくなりました。
一番困ったのはブラウザのお気に入りです。Firefoxを使っていましたが、お気に入りが移行出来ず、仕方なく最新版のEdgeを使うようになり、再度お気に入りの登録が必要になりました。
途中で元のWin7に戻そうかとも考えましたが、それもOSの再インストールになりそうでしたから、結局同じ手間になるのでこのまま進行しました。(バックアップからは元に戻ませんので、Windows oldのファイルからの挑戦になります)
Win10については、まだ様子見の人が多いようですが、何かあった時に自分で対処出来る人でないと難しいかもしれません。それと、個人用ファイル、メール関連、お気に入り等は、別ドライブ(USBメモリー等)にバックアップを取ってからのアップデートが必要ですので、パソコンの知識がないと失敗しそうです。
これでは、普通にインストールにさせた方が誤解を招かないと思いますが、何故Microsoftがこのような方法を取ったのか分かりません。

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